2005年05月02日

福井晴敏著 終戦のローレライ 

終戦のローレライ上下巻、読了しました。
読み始めたのは映画が封切りされる以前。GWに入る前まで上巻の半分までしか読めて
なかったのが、残りと下巻を結局3日掛からずに読み終えてしまった。
何で今迄放って置けたんだろう?というくらいに惹き込まれちゃった。やっぱり福井作品だわ。

イージスやターンAとは違って、史実−第2次世界大戦−を軸に壮大なフィクションを絡めた本作。
私自身、いくら戦争を知らない、体験し得ない世代だからといっても、教科書程度の知識はある
はず。なのに、事実あったことなのか、それともまるでフィクションなのか判別できない位の、
入念且つ丁寧な描写に翻弄されました。

ローレライ・システムという脆い切り札を利用し、あるべき終戦の形をもたらそうとした者、
その切り札をシステムとしてではなく、想いを繋ぐ存在として未来へと託した者たち。
ラストに向っていく登場人物ひとりひとりの生が眩しくて、それ故避けられない別れが悲しすぎて、途中何度も何度も胸が詰まり…。
特に絹見艦長の、海軍5省の唱和のところはもう、きました。号泣。

本当にテーマの重い作品ですが、今この時代に読めることの幸せを感じます。
福井さん、ありがとう。大好きだー!

見事イージスを抜いて、私の中で福井作品ランキングTOPに躍り出ましたよ。
ちくそー、あの如月行を抜くなんて(笑)


そうそう、先に映画を見た事の利点が、私には結構あったみたいです。
誠に貧相な想像力の持ち主なので、ローレライ・システムを映像で先に見られたのは大助かり。変に悩むことなく、すんなり受け入れられました。
後、パウラ。やっぱり香椎由宇ちゃんのパウラは嵌り役でしたね…!
小説でのパウラを普通に香椎由宇ちゃん演じるパウラで変換して読めました。違和感まるでなし。
しかし小説版パウラと征人のカワユイこと…!潜水艦内で痴話喧嘩ですよ(笑)
…それを見守る大人たちにちゃっかり萌える自分がいたり(え)

願わくば、フリッツの実写化(?)を見てみたい。諦め切れないよう…!
どなたか叶えてくれないでしょうか。
posted by れお at 22:24 | Comment(2) | TrackBack(2) | 小説

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