2005年06月12日

亡国のイージス 試写会

2時間7分の上映時間中、ひたすら首を45度角に上げ続けるのが至難の技でした…。

今回は舞台挨拶があると最初から聴いていたので、「福井氏を間近で見るチャーンス!」などと欲張って前に行き過ぎました。
スクリーンから多分10mくらいしか離れてなかったと思います;
近すぎて、視界にスクリーンが入りきらない…!超ウカツ
動きが早いと目がすべって捕らえられないし、顔の判別できない俳優さんとかも居たりして、勿体無かった…orz
最前列の最端で観たディープインパクト以来だ、こんなの。
まぁ、でもお陰さまで、原作の福井晴敏氏、監督の阪本順治氏、そして特別ゲスト、ヨンファ役の中井貴一さんをものっそい間近で拝見することができました…!

sさん、ありがとう!


以下、私上最長の駄文です
ネタバレが所々入ってますので、これから観る予定の方はスルー推奨かも;;

↓↓↓↓↓
そんな訳で、あちこち見落としはあったと思うのですが、私はとーっても楽しめましたv
イージスは福井作品の中でも特にお気に入りだったので(つい最近ローレライが抜きましたが)、映画化が決定してからもうずっと楽しみにしてたんです。
ん、待ってた甲斐がありました(つд`)・゜・ 良かったよー!

イージス映画化で私が一番どうなるんだろう、と心配してた人物描写。
映画という短い尺の中で、原作のあのボリュームで表現される丁寧な人間模様やその背景をどう描くのか。その難しさはローレライでも同じで、残念ながら私はローレライでは物足りなく思えたんです。
それがこのイージスでは左程不満を感じさせず、むしろGJ(笑)いちばんの功績はキャスティングではないかと思います。ほんと、皆さん凄くって…!
俳優さん1人1人に役としての存在感が滲み出てるんですよ、なので普通に洗脳されちゃって。
背景が気にならないといえば嘘になるけど、自分の拙い想像力でも充分カバーできそうでした(原作読んでなくても)

で、メインキャスト真田広之、中井貴一、佐藤浩一の、プライベートでも仲が良いとされるトリオさんの感想をまず少し。

観る前は、骨太さが足りないかな?って思ってた真田さん、やー大変失礼しました(笑)意外だったけどめちゃ合ってた…!甘い系の声だしオットコマエなので、原作仙石に感じるオヤジ臭はしません。だけど、艦と隊員を愛する気持ちが素直に感じ取れる、男らしい伍長を爽やかに(←重要)演じきってらっしゃいました。上官に食いつくシーンとかもクドさがない。外聞もなく部下を守るシーンにもヘタレさが感じられない。こんな人が上司ならついてくよ…!仙石伍長のイメージがいい風に(って元々好きだけど/笑)変わりましたよー

ヨンファ役の中井さんは舞台挨拶で初っ端、「真田じゃなくてすいません」って謝ってらしたんですけど、とんでもないー!中井さんの登場はかなり嬉しかったですv 以前友人に、「あんたは芸能人でいうと中井貴一みたいな人と結婚するのがいいと思う。」と言われてからかなり意識してるバカなので(笑)だからどうしたって感じですが
||| o  rz
…ええと、中井さんのヨンファ役、これも原作イメージとは違ったんだけど、不思議なことに映画だけでみると嵌ってるんですよねぇ…!この中井さんならやりかねない、なんて。渥美役の佐藤さんもそう。演技が旨いからってのは勿論だろうけど、何だろう、他の役者さんとのバランスもいいのかも知れない。

他、宮津役の寺尾聰さん、総理役の原田芳雄さんの渋さは言わずもがな、岸部一徳さんもいつも通り飄々としてらしてて、出演シーンは短いのに見逃せない存在感は流石です。警察庁長官役の平泉さんも嫌味な態度がGJ!だったし、これらの方々に比べたら若手の、吉田・谷原・豊原の宮津学校コンビも頑張ってましたよね。その若手の中でも特に安藤君に関しては、冷酷非情な機械のようだった眼が一転、最期仔犬のような眼でヨンファを見詰るシーンが堪りませんでした。上手すぎる…!
もう、名前挙げていったらキリがない。この映画、日本の役者さんて格好良いんだなって再認識させられます。

そうそう、忘れちゃいけないメインキャスト、如月行役の勝地涼くん。
先日の戯言、「萌え」があるというのは彼のことですよー(笑)
すっきりテイスト、短髪が似合う勝地くんですが、今迄で印象深かったのはTVドラマ「永遠の仔」で渡部篤朗の子供時代の役だった時の彼。おっきくなったのね…!と感慨もひとしおな私は年取ったということか(確か学生ん時だったような)あの時に見せたナイーブさ加減が残っているのなら、如月行はぴったりかも知れないなんて思ってました。
いや、ホントに期待を裏切らないナイーブさで(笑)プラスちゃんと男らしく成長してましたね…!
アクションでは本家真田さんに引けをとらない動きを見せてましたし、何より表情がね、良かった。原作での見所のひとつでもある、誰も寄せ付けなかった行が仙石伍長に心を開いていくさまがね。もう、何ていうか…  この仔猫ちゃんめ…!
リアル如月を垣間見せられました。ごちそうさま(えっ)
勝地くん、高めの声のせいかイマイチ子供くささが抜けないところはあるんですが、今後も期待大な役者さんのひとりです。
ちなみに、どの部分に萌えたのかは理性が戻って来てるので書きません(自主規制) 

そして「燃え」部分。本物バンザーイヽ(`Д´)ノ +CG頑張ったね
ジパング「ワスプ撃沈」の実写版を観ちゃった感じ。も、燃ゆる…!いそかぜvsうらかぜの戦闘シーンは鳥肌モノです。
ためらいなく味方護衛艦に砲身を向け対艦ミサイルハープーンを発射するいそかぜ。有り得ない攻撃に浮き立ちながらも、迎え撃とうとする標的。
各々砲雷長の「てぇーーっ!!」にしびれますよ…!短いシーンではありましたが、インパクトありまくりです。ふぅ。
イージス読む前まで、艦体同士の戦闘って地味かと思ってたんだけど、全然そんなことないですね。全く知識のない&興味のなかった私でも、文章で綴られる戦闘シーンにバクバクしたくらいですから。

贅沢を言うなら、イージス艦の脅威のレーダー包囲突破を試みる飛行隊と、海中から攻める部隊(DAIS?海軍だっけ?)との描写が欲しかったなぁ…!原作でも好きなシーンなので。まぁ予算と尺の問題で却下かな。

……。

えーと、アンタ回し者?って位、手放しで褒めすぎですが、残念なところはありました。
入れて欲しかったエピソードなんてやまほど残ってますし、
 ・宮津艦長と行の手振りエピ(これがあったなら、余計にあの「父さんが悪かった」
  シーンが盛り上ったかも)
 ・街の中心で行を叫ぶ(笑)by仙石伍長(単に笑えるので)
 ・ジョンヒ関係(この子の必要が感じられなかった)
 ・宮津艦長・宮津学校の卒業生の動機描写関係
上にも書きましたが戦闘シーンをもう少し増やして欲しかったとかも。

でも、俳優も演出も映像もストライクゾーンにきちゃったんだもの…!しょうがない。


原作の福井氏が舞台挨拶で、映画の原作という立場で、自分は完成品を手渡しちゃいけない。例えば焼肉定食を作るんであれば、自分は材料と肉を渡して、あとは調理と仕上げをお任せするだけなんですとおっしゃってました(かなり内容うろです;)。
この「亡国のイージス」という作品は、素材も調理も極上だったということなんですね。
食べ終わった後に「おかわり頂戴」と言いたくなります。もーグッジョブ!!

☆5つ満点なら、☆☆☆☆☆ です!

原作知らない友人と観に行って、感想を聴くのが楽しみです。
posted by れお at 13:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画
この記事へのコメント
はじめまして♪
試写会感想だ〜〜!
ってちょっと興奮ぎみで書いております。
俳優陣、よかったですね!
皆さんはまり役だなぁ〜と思いました。
私も原作を知らない友人を誘って一般公開で観にいこうと思います。
Posted by at 2005年06月15日 02:51
こんばんは、凛さん
コメントありがとうございますv
今度映画に誘う友人は真田さんファンなので
これを観て更に惚れ直すことだと思います(笑)
ホントに皆さんハマリ役でしたね!
Posted by れお at 2005年06月15日 21:06
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